業務改善のポイントはファクト(事実)にもとづくこと

私がコンサルタントとして常に忘れないように心がけていることは、ファクト(事実)にもとづくということです。
 
15年あまりも様々な企業の業務改善のお手伝いをしていると、過去の経験から似たような案件やパターンに出くわし、安易にその時と似たような解決策を導き出してしまうというリスクと常に隣り合わせにあります。
 
でも、その似た案件の時とは、外部、内部のそれぞれの環境も違えば、そもそも根本的な問題が違うという場合の方が多い。強みとなるはずの経験とノウハウが、逆に大きな落とし穴になるということもあるのです。
 
また、インターネットなどによって、顧客自身も専門知識や専門的な情報にコンサルタントとほぼ同レベルでアクセスして取得しようと思えばできるような現在においては、知識やノウハウといったものの価値自体が低下の一途を辿るのではないかと考えています。
 
私どもは、多くの業種、大小様々な企業に関わってきた実際の現場での経験量を背景として、コンサルタントとしての論理的な思考力で知恵をしぼり出す。これ以外にお客様へ価値を提供することはできなくなってきていると考えます。
 
であれば、やはり、現場の人の話をよく聞き、様々な角度からそれを十分確かめ、正しくファクト(事実)をつかむということなしに効果はあげられませんし、私どもから価値あるアウトプットを提供することはできないと思うのです。
 
ファクト(事実)をつかみ、その因果関係を正しく整理し、根本的な問題点を導き出すことができたなら、業務改善への取組みの7割~8割は完了したと言っても過言ではありません。
 
このことは、自社で自ら業務改善に取り組む際にも同様に成否を左右する重要な視点だと思います。
 
経営者や管理者からは、ファクト(事実)から導かれた客観的分析と明確な進むべき道のアドバイスを求められている。それに応えられる支援をし続けていきたいと考えています。
 

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